浅間山登山 平成22年10月2日
天気晴れ
コース概要
小諸→(車)→ 浅間山荘天狗温泉
往路 浅間山荘天狗温泉9:30-----11:15火山館11:30-----12:30浅間山頂上
復路 浅間山頂上14:00----火山館----浅間山荘天狗温泉16:00
(往路 約3時間 復路 約2時間 歩きます。標高差は1100m程度)
(2013年現在、浅間山は火口手前500mから立入禁止です。)
(カシミールで作成)
道はだらだら登りで比較的楽だが距離があることと標高差が1119mあるので痩せるのは確実
(1)登山者用の駐車場(車が10台ぐらい置ける)からちょっと坂を登ると浅間山荘がある。
登山者カードに記入して出発。 標高約1400m
(2)ひんやりとした木陰の山道でよく見かけるザトウムシ。
アシナガグモだと思っている人も多いがそれは間違い。
(3)カモシカ平の手前の山道
(4)視界がひらけてカモシカ平らに出た。
右手に見えるのは牙山(ギッパヤマ)、鷹の巣でもありそうな立派な岩山です。
(5)ちょっと進んでから左手を見上げると黒斑山のトーミの頭。
(6)火山館に近づくと怪しい火山の気配。土が赤く、温泉が滲み出ています。
(7)白っぽく見えるのは硫黄分を含んだ軽石。イオウ臭が漂ってきました。
硫化水素は危ないけどそれよりちょっと安全な二酸化イオウのが多いので
大丈夫といっていた某大学某教授の言葉を信じて進みます.
(8)火山館はトイレと給水が可能。写真は省略。火山館を過ぎてすぐ
道端にあった赤い実。食ってみるとちょっとうめぇー。なにこれ?
(9)浅間山と黒斑山の間にある湯の平。気持ちのよい草原です。
2万3000年程前に黒斑山が山体崩壊してこの空間ができた。
(10)これが湯の平から見た浅間山(前掛山)。あの裏側にすぐ火口があるような気がするが
実は前掛山という外輪山でその向こうにスコリア丘(黒っぽい火山の噴出物でできた丘)の
釜山がある。
(11)登っている途中。標高2300mぐらいのところから北を望む。
眼下は群馬県嬬恋村、
(12)同じ場所から西を望むと眼下に湯の平、その向こうに蛇骨岳、仙人岳、鋸岳の岩山。
(13)後ろ(南)の様子
(14)火口500m手前、これが火口のあるスコリア丘。あのピークに火口がある。
しかしここからは立ち入り禁止。ここから先の写真は前掛山から特殊な望遠で撮ってます。
(15)車なみの大きさの岩。火口から飛んできたのだろうか。仮に2立方メートルだとしても2tはある。
(16)火口 西側から東の壁をみる。二酸化硫黄などの火山性のガスが吹き出している。
数歩前進すれば絶壁へ転落、たとえ無事着地してもおそらく濃い火山性ガスを吸い込み
即死。救助も遺体の回収も不可。
(17)西側から南側の火口壁をみる。すごい絶壁。10月にしては気温が高いせいか
視界良好。晩秋以降はガスが白く見通しが悪くなるはず。
(18)火口西側から東北の方向。左側(北)が低くなっている。この火口から溶岩や火砕流が噴出すると北へ溢れる。
つまりまた群馬県側へ火砕流や溶岩流が向かうはず。
(19)火口の西から再び南東方向へカメラを向ける。右手にポツンとある突起は人。
もちろん立ち入り禁止区域である。
(20)火口の底。こんなにしっかりと下まで撮影できる日はあまりない。
(21)火口南側から西の壁を見る。
(22)南側から北の壁を撮影。雲海の中はたぶん白根山が見えると思う。
北の火口壁の中央よりやや左に台形上の岩(千トン岩)がある。
(23)浅間山の本当の最高地点。火口東側。観測施設の工事をしているらしい。
右側にオレンジ色の作業服をきた作業員がたっている。写真ではわからないがガスマスクを着用している。
(24)火口南側から南西方面を見る.手前の外輪山が前掛山。その後ろの
外輪山が黒斑山(蛇骨岳、仙人
岳、鋸岳の岩山)
軽井沢や小諸から見る浅間山は実は前掛山を見ている。これはその前掛山の裏側の写真である。
(25)再び湯の平。やっぱり緑の中は気持ちいいです。
(26)午後の牙山(ギッパヤマ)。1時間前まではこの岩山を見下ろしていた。
(27)0天狗温泉浅間山荘の駐車場。
終わり