trixie上でxfigに日本語入力できなくなってしまった。でも無理やりこれを使うためにしたことのメモ
ベクトル系の描画ソフト。defaultの拡張子はfig というのがつく。
(LinuxではWindowsのような拡張子の強い依存はなく、ファイル形式はファイルの中に定義されているらしいが)
epsファイルにexportできるのでlatexに取り込むのに便利。
レイヤーはDepthで指定できるがdefaultは50,最大999。
複数の図形をグループ化するにはGLUE Objects into COMPOUND object
というアイコンをクリックしてから
マウスの中央ボタンを押しながらドラッグして範囲指定する。範囲を指定したら右クリックすると範囲内の図形が
グループ化される。
図形の線の太さや色、線種、等のプロパティを変更するにはupdate アイコンをクリックして画面下の該当の箇所を設定してから
ターゲットの図形をクリックすると変更できる。
起動時に-international を指定する。
xfig -international |
(文字コードは utf-8が前提 )
以前作成した*.figのファイルは、trixieのxfig
3.2.9aで開いたのち、espにexportし、テキストエディタで開いて文字列を次のようにすべて置換する。
検索する文字列 /Times-Roman-UTF-8
ff
置換後の文字列 /Ryumin-Light-UniJIS-UTF8-H
ff
Ryumin-Light はフォント名、UniJIS-UTF8 は文字コード、Hは横書き という意味
しかし、毎回エディタを開くのは面倒なのでsedを使って次のようなシェルスクリプトで一発変換できるようにした。
sedはストリーム エディタの略
スクリプト名 eps_cnv
#!/bin/bash #Debian wheezyバージョンのxfigでexportしたepsファイルの #日本語フォントの文字化けを修正するシェルスクリプト # 使い方 ./eps_cnv document.eps # 入力ファイルdocument.epsの文字化けが修正される cp $1 $1.bak cat $1.bak | sed -e "s/Times-Roman-UTF-8 ff/Ryumin-Light-UniJIS-UTF8-H ff/" > $1 |
eps_cnv を
chmod 755 eps_cnv
で実行形式にして 次のように実行する。
./eps_cnv document.eps
めんどくさいから使ったことないけどinkscapeに乗り換えたほうがいいかな?