不具合現象:Debian LinuxでスマホのUSBテザリングでネットワークがつながらない

2026.03.16 Debian trixie


不具合現象
X- windowをインストールをしないシンプルなsshサーバを作ってLANに接続した。
名前解決はavahi-daemonをインストールすると、すんなりと解決し、他の端末からサーバ名でsshで 接続することができた。
スマホをusbケーブルで接続し、スマホからusbテザリングをしてアップデートしようとしたがエラーになる
dmesgやlsusbコマンド で、usbに接続されたスマホは認識していることが確認できている。

以前のバージョンDebian Ver12 bookwormではこのような現象はおこらなかった

原因
/etc/resolv.confが更新 されず名前解決ができていない。
/etc/resolv.confを見るとDHCPで接続されたとき
#Generated by dhcpcd
というコメントが冒頭に記述され、DNSサーバのアドレスがその下に記述される。
ところがスマホのusb接続のテザリングでは、/etc/resolv.confが更新されない。


対策
network-managerをインス トールすることで解消されることがわかった
ディスクトップ用にDebianをインストールするとnetwork-managerが、自覚のないままインス トールされてこの不具合はおこらない。
/etc/resolv.confの冒頭に
# Generated by NetworkManager
が記述され、その下にipv4とipv6のDNSサーバのアドレスが記述される。
そこでnetwok-managerをインストールしてみたら解決した。
# apt install network-manager


対策後
ちなみに/etc/network/interfacesは下のようにipアドレスを静的に固定している(
192.168.1.207)
gatewayは指定していない
source /etc/network/interfaces.d/*

# The loopback network interface
auto lo
iface lo inet loopback
allow-hotplug enp0s10
iface enp0s10 inet static
address 192.168.1.207
netmask 255.255.255.0
network 192.168.1.0
さらに/etc/resolv.confは
# Generated by NetworkManager
nameserver 10.211.116.193
しかしnameserver 10.211.116.193  はテザリングしたときのものなので、この状態でスマホをusbケーブ ル経由のテザリングをすると外界とアクセスできるようになる。
 LAN内でavahi-daemonなどで名前解決して使っているだけのサーバなら、アップデートのときだけスマホのテ ザリングもありだと思う