ntpサーバの利用

Aug 2004

我が家のサーバは1ヶ月で数分遅れてしまいます。そこでntpサーバを利用させてもらって
時刻を合せることにしました。(ntp Network Time Protocol TCP/UDPポート123番)

1 インストール

ntpdateをインストールします。

# apt-get install ntpdate
インストールすると下のようにntpサーバのアドレスを入れる画面になりますが
とりあえずblank(空白)でいいようです。
ntpサーバのipアドレスを入れるダイアログボックス



2 使い方

ntpサーバを検索してアドレスを調べておきます。
時刻の同期は次のように行います。(ルートで)

ntpdate NTPサーバのアドレス

ただし、これはシステムの時刻がntpサーバと同期しただけでCMOSの時刻は修正されません。CMOSの時刻は次のコマンドで確認できます。

# hwclock --show


CMOSの時刻をシステムの時刻に修正するには
# hwclock --systohc
を実行します。


動くことが確認できたらcrontab 命令などで定期的にスキャンの設定をしておきます。

毎週月曜午前2時にntpサーバとシステム時刻を同期し2時1分にCMOSとシステムの時刻を同期する
crontabの記述例
0 2 * * 1 /usr/sbin/ntpdate <ntpサーバアドレス>
1 2 * * 1 /sbin/hwclock --systohc


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