Debian Ver11 bullseye  インストールメモ


  1. インストールの準備

(1)  CD/DVDのイメージをダウンロードする。

       https://www.debian.or.jp/cdimage/

(2)  USB フラッシュメモリに書き込む

# cat debian.iso > /dev/sdX
# sync


(3)firmware-iwlwifiパッケージをダウンロードする。
 Debian Linuxを新規インストールしようとするとwifiデバイスドラ イバが途中で見つからくなってとまったりする。
こんなときはあらかじめnon-freeのデバイスドライバをリムーバルディスク等に入手してから始めるとよい。

下のページを参照すると

https://wiki.debian.org/Firmware#Devices.2FDrivers_Firmware
次のようなリンクの記述があり、
http://cdimage.debian.org/cdimage/unofficial/non-free/firmware/

そのリンクから→ bullseye → 20210814(最新の日付)のリンクをたどって firmware.tar.gzをダウンロード

ダウンロード後 tar zxvf firmware.tar.gz で展開してそれらを  別のフラッシュ目盛りにコピー、インストールの
ときにパソコンから読み込ませればうまくいくかもしれない。


2. インストール

(1)パソコンのUEFI の設定
  セキュアブートは無効にする

(2)パーティション
 UEFIの場合、先頭に efiというファイル形式の区画を最低35MB以上作る。その次にext4形式の区画と必要に応じてswap領域を少々つくる。biosで動いている古い パソコンはUEFIの区画は不要。


3.設定

(1) sudoの設定

  /etc/sudoers.d/010_hogehoge-nopasswd   というファイルを作って下の1行を記述すると
 ユーザhogehogeはノーパスワードでsudoを使えて便利

hogehoge ALL=(ALL)NOPASSWD:ALL

(2)google-chrome のインストール

google-chrome-stable_current_amd64.deb をダウンロードしてインストール

$ sudo dpkg  -i  google-chrome-stable_current_amd64.deb


(3)vlcのインストール

$ sudo apt-get install vlc

(4)プリンタの追加

ブラウザで localhost:631 にアクセスして追加したのはbusterまで。bullseyeからはドライバレスでネットワークもUSB接続のプリンタも cups-browsedで自動で設定されるらしい。

2022.04.08 追記
cups-browsedはインストールする価値はあると思う
キヤノンのプリンタ canon TS8130のインストールのときはcups-browsed と cups をインストール
さらに 「TS8130 download linux」で検索してLinux用のドライバをダウンロードしてインストールする。
そのあとブラウザをたちあげて localhot:631にアクセスして設定する

(5)パスの設定   

(6)yatexの設定

(7)xfceのメニューの設定

   なんと数年前からメニューをいじるにはalacarteというパッケージをインストールしなければならなくなった。
 ところでパーティションを操作するgpartedをインストールするとメニューには出てくるがクリックしても動かない。
 alacarteをインストールしてgpartedのメニューのプロパティのコマンド 「/usr/sbin/gparted %f」の先頭に suを
追加して「su /usr/sbin/gparted %f」に変更したら動くようになった。