プリント基板加工機 メ
モ
(up date 2020.11.09) (up date 2013.1.18)
環境
回路図エディタ、プリントパターンエディ タ: Eagle 9.6.2 for Linux
(OS:Linux(Debian GNU/Linux Ver10.5))
CAMソフト: CircuitCam 3.0(99) (OS: WindowsXP)
加工機制御ソフト: BoardMaster3.0(OS: WindowsXP)
プリント基板加工機 LPKF C30
(参 考 nottingham site よ り)
(1)インストール
eagleはLinux用をダウンロードして展開。
$ tar jxvf Autodesk_EAGLE_9.6.2_English_Linux_64bit.tar.gz
$ cd eagle-9.6.2/
ここで環境変数を設定する。
$ export LIBGL_ALWAYS_SOFTWARE=1
$ ./eagle &
(2)eagle.defの設定
a) 文字列“AMOC8”を 検索して
"%%AMOC8*\n5,1,8,0,0,1.08239X$1,22.5*\n"\ Octagons are emulated with a circle (using 8 vertices) |
を
"%%AMOC8*\n5,1,8,0,0,1.08239X$1,0.0*\n"\ Octagons are emulated with a circle (using 8 vertices) |
にする。複数ヶ所あり。
b) 次 をコメントアウト
Octagon = "%%AD%sOC8,%6.4f*%%\n" ; (code, diameter) |
;Octagon = "%%AD%sOC8,%6.4f*%%\n" ; (code, diameter) |
Octagon
= "%%AD%sOC8,%7.5f*%%\n" ; (code, diameter) |
;Octagon = "%%AD%sOC8,%7.5f*%%\n" ; (code, diameter) |
Octagon = "%%AD%sOC8,%8.6f*%%\n" ; (code, diameter) |
;Octagon = "%%AD%sOC8,%8.6f*%%\n" ; (code, diameter) |
Octagon = "%%AD%sOC8,%5.3f*%%\n" ; (code, diameter) |
;Octagon = "%%AD%sOC8,%5.3f*%%\n" ; (code, diameter) |
(1) まずEagleのschematicで 回路図を描き次にboardでパターンを作成する。
steve.dru を ダウンロード(http://optics.eee.nottingham.ac.uk/eagle/steve.dru)
このファイルをeagleの作業フォルダに置く (Ver8以前は /usr/share/eagle/dru/ に置く)。 boardエ ディタのメニューバー -> edit -> Design rulesを クリックして右下のLoadボ タンでsteve.druを ロードする。
参考: 重要なレイヤー
Layer |
Name |
default |
Used for |
41 |
tRestrict |
Yes |
トップレイヤーのミルアウトしたい領域(tracksとpads,viasを 除く) |
42 |
bRestrict |
Yes |
ボトムレイヤーのミルアウトしたい領域(tracksとpads,viasを 除く) |
117 |
tText |
No |
トップレイヤーのテキスト |
118 |
bText |
No |
ボトムレイヤーのテキスト |
(2)2 eagle のBoard ウィンドウのコマンドラインで
run drillcfg と タイプします。
ポップアップウィンドウでデフォルトの単位mm か ら inch にします。
つぎのようなリストが表示されます。
T01 0.024 in
T02 0.031 in
T03 0.032 in
T04 0.040 in
OK を クリックすると保存ファイル名 design.drl をきめて保存します。
(3) EEE_milling.cam (http://optics.eee.nottingham.ac.uk/eagle/EEE_milling.cam)を
ダウ ンロード します。eagleの作業ディレクトリに置く。(Ver8以前は/usr/share/eagle/cam/に保存しておく。)
(4) Board の ウィンドウの CAM Processor アイコン(プリン ターアイコンの右隣の隣)をクリックして
ダイアログ左上のフロッピーのアイコンの左側の Load Job File
のアイコンをクリックして
Local Cam Jobs -> cam で EEE_miling.camを 選択します。
次に そ のポップアップウィンドウの Process JOB をクリックします。
このとき次のような警告が出ま す。
"No layers active!" でもこれは正常で もしtTextやbTextレイヤーなどにデータがなければそのまま OK をクリックしてやりすごしま す。
以下のGERBER ファイルがレイヤー毎に作成されます。
design.top
design.bottom
design.outline
design.text_bottom
design.texit_top
design.rubout_top
design.rubout_bottom
次のexcellon ドリルファイルが作成さ れました。
design.drl (ツールリスト、ドリルの サイズなど)
design.drd (穴の位置リストとそれぞ れのドリルサイズ)
(1)File -> Import の順にクリックして design.bottom ファイルを選択、OKをクリックします。
CircuitcamはこれをGerber-Xとして認識します。
”Aperture/Tool list” ボックスに ”bottom”(または任意の名前)を入力 します。
レイヤーは”Bottom Layer”を選んで OKをクリックします。
Bottom レイヤー トラック とパッドが緑色で表示されます。
(2) File -> Import の順にクリックして design.top ファイルを選択、OKをクリックします。
CircuitcamはこれもGerber-Xとして認識します。
”Aperture/Tool list” ボックスに ”top”(または任意の名前)を入力 します。
レイヤーは”Top Layer”を選んで OKをクリックします。
Top レ イヤートラックとパッドが 赤色で表示されます。
(3)File -> Import の順にクリックして design.outline ファイルを選択、OKをクリックします。
CircuitcamはこれもGerber-Xとして認識します。
”Aperture/Tool list” ボックスに ”outline”(または任意の名前)を入力 します。
レイヤーは”BoardOutline”を選んで OKをクリックします。
Outline レイヤートラックとパッドが 黄色で表示されます。
(4) File -> Import の順にクリックして design.drl ファイルを選択、OKをクリックします。
”Apertures/Tools Select” ボタンをクリックして
”Aperture/Tool Template”リストかららEagle_Excellon.txt を選択します。
また”Aperture/Tool list” ボックスに ”drills”(または任意の名)
を入力します。
(5) File -> Import の順にクリックして design.drd ファイルを選択、OKをクリックします。
CircuitcamはこれをNC-Drill(原文ではExcellon)として認識します。
”ApertureTool list” ボックスで drills を選択します。
”DrillPlated(または片面の場合は DrillUnplated)を選択します。
mn値を)を 2▼ 4▼にする。(場合によっては基 板のサイズ寸法
と画面のサイズを確認してこの値をきめないと重ならない)
OKをクリックします。
ドリル穴が青で表示される。
(6) Edit -> Insulate で Bottom layerを選択し Run をクリックします。
同様にEdit -> Insulate で Top layerを選択し Run をクリックします。
(7) Edit -> Contour Routing (輪郭切削?)をクリック
ソースレイヤーはBoardOutline、
ディステネーションレイヤーは CuttingOutside
toolはCotour Router 2.0mm long
にしてRunを クリックします。
(8) 輪郭を全部切削すると基板が固定されずに飛んでいってしまう。
そこで矩形の基板だったら4辺 に1ヶ 所ずつ ぐらいギャップ(切削しない
橋梁部分)を作ります。
まず 灰色の四角い輪郭をクリックしてさらにギャップアイコンを
クリックします。+またはーを押と輪郭上の*が移動していくので
適するところでギャップアイコンをクリックしてギャップを作成します。
(9) ファイルを.camと いう拡張子で保存します。 degin.cam
(10) File -> Export -> LPKF CircuitBoardPlotter を クリックして
.LMDと いう拡張子でexportし ます。 design.LMD
3 Boardmasterでの作業 (以下、LPKF基 板加工システム 取扱い説明書 の
Boardmaster のマニュアルを参考のこと)