LED Matrix SMD2121 (64×32dot) RaspberryPI接続メモ

2019.08.13

Raspbian (Debian Ver9.9)
参考サイト とても参考になりました。たいへんありがとうございました
http://poohkids.com/raspberrypi/ledmatrix-raspicable/



1.パネルとコネクタのピン配置について


SMD2121 という64×32のLEDマトリックスをアマゾンから購入
LEDパネルウラ面のコネクタのピン配置(pin assign)
黒丸は穴じゃなくてピン
      ______
    R1|●●|G1
    B1|●●|GND
    R2|●●|G2
    B2 ●●|GND
     A ●●|B
    C |●●|D
   CLK|●●|LAT
    OE|●●|GND
      ~~~~~~


B2とAのところにコネクタの切り欠きがある。
ここから16本のフラットケーブルを接続しそのコネクタ
のところにRaspberryPiからくるジャンパー線を突っ込むのであるが
とうぜんコネクタの接続面(穴のある方)から見ると左右が反転して
下のようになる。わかっていても手作業で挿すと間違えやすいので
いちおう描いておく。

   ______
 G1|□□|R1
GND|□□|B1
G2 |□□|R2
GND|□□ B2
B  |□□ A
D  |□□|C
LAT|□□|CLK
GND|□□|OE
   ~~~~~~

パネル全体の裏面 (だいたいこんな様子)
================================
||   ↑           ||         ↑     ||
||   ___          ||         ____     ||
||   |接|          || _____     |接|     ||
||   |続|          || |電源     |続|     ||
||   ~~~~          || ~~~~~     ~~~~     ||
||               ||               ||
||   →           ||         →     ||
||               ||               ||
================================

向かって左の「接続」端子とRaspberry PIを接続する。
(右側の「接続」端子と接続しても動かない)
複数枚のパネルを数珠つなぎにするには右側の端子から
2枚めの端子の左側へとつないでいくらしい。
縦につなげる場合はどうするのかわからない。
電源はとりあえず1枚なら5V500mAで足りた。(昔のガラケーの充電器
で間に合わせた)


 RaspberryPIのピン配置は省略

2 LEDマトリッククスとRaspberryPIとの接続

(1)GNDの接続
LEDマトリックスに側の3つのGNDのどれか1本(一番下の角がわかりやすい)
をRaspberryPIのGround(6とか9とか)に接続する
(2)DATAピンR1,R2,G1,G2,B1,B2をRaspberryPIのそれぞれ23,24,26,19,13,21に接続
(3)RowSelectピンA,B,C,DをRaspberryPIのそれぞれ15,16,18,22に接続
(4)LATピンをRaspberryPIの7に接続
(5)CLKピンをRaspberryPIの11に接続
(6)OEピンをRaspberryPIの12に接続

LED Matrix側 RaspberryPi 側
PinNo
用途
PinNo 用途
1
R1
23
GPIO11
2
G1
26
GPIO7
3
B1
13
GPIO27
4
GND


5
R2
24
GPIO8
6
G2
19
GPIO10
7
B2
21
GPIO9
8
GND


9
A
15
GPIO22
10
B
16
GPIO23
11
C
18
GPIO24
12
D
22
GPIO25
13
CLK
11
GPIO17
14
LAT
7
GPIO4
15
OE
12
GPIO18
16
GND
6
Ground


3 ライブラリのインストール


gitがなかったらインストール
$ sludo apt-get install git


gitでライブラリを頂く。
$ git clone https://github.com/hzeller/rpi-rgb-led-matrix/

コンパイル、ビルト
cd rpi-rgb-led-matrix/
$ sudo su
# make

4 デモプログラムの実行


# cat <<EOF | sudo tee /etc/modprobe.d/blacklist-rgb-matrix.conf
blacklist snd_bcm2835
EOF

# update-initramfs -u
# shutdown -r now

サンプル実行
# cd rpi-rgb-led-matrix/examples-api-use
# ./demo -D0 --led-cols=64

因みに-D のあとの数字はデモプログラムの番号 0から11まである。
明るさの調節は --led-brightness=100 (数値は% 目には20ぐらいが優しいかも)

ppm画像を流すデモ

# ./demo  -D 1 --led-cols=64 runtext.ppm

textをスクロールするデモ
# ./scrolling-text-example -f ../fonts/clR6x12.bdf --led-cols=64 abcdefghijk